2014年02月19日

いさごやのお雛様☆その2

享保雛.jpg

           『享保雛』
名前の通り、江戸中期の享保(1716年〜1736年)頃に
作られたものといわれ、主に町屋などで飾られていたようです。
顔の表情は能面のように静かで、神秘的な雰囲気を漂わせています。
いずれも豪華な衣装で特に女雛の赤い袴には綿が入って、
大きくふくらませてあるのが特徴です。
この当時は、まだ段飾りはなく、台の上に毛氈を敷いて
雛を並べて飾っていました。
また、雛の大きさがエスカレートするあまり、
享保6年には、24p以上の雛の禁止令が出たほどだそうです。


P1030511.jpg

           『古今雛』
現在、段飾りなどを中心に最も多いのが、この古今雛です。
歌舞伎役者を思わせる写実的な顔と、金糸や色糸を
使った豪華な衣装が持ち味。
江戸時代の明和年間(1764年〜1772年)の頃、
上野池之端の大槌屋が原舟月という人形師に
顔を彫らせて売り出したのが、その始まりです。
ちなみに、この形の雛は以前からありましたが、
大槌屋は舟月の人形を売り出す際に、女の人が
お持ち下さるようにとやさしく「古今雛」と名付けて
他と区別しました。


お雛様は、4月3日まで展示しておりますので、
皆様ぜひ、観にお越しくださいませ。ぴかぴか(新しい)




posted by 游水亭いさごや at 09:54| 游水亭いさごや